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【ゲームをするとお金が貰える】治験を受けた感想

 前回の続き。実際に治験に受けたときの感想をお伝えします。

 説明会:淡々と脅される

説明会では、今回投薬する薬の作用と諸注意(上記の禁煙など)の説明があります。

特に重要なのが副作用。僕は素人なのでよくわかりませんが、どうやら投薬中に起こる「起きてほしい作用」以外は全て副作用に該当するようです。

そのため「眠気」「頭痛」などの素人が頭に浮かぶような副作用のほか、「嘔吐」「失神」「一時的な失明」など、恐ろしい副作用の説明もしてくれます。

僕が説明を受けたときは、その副作用が発生した人の割合も載っていたので「まぁそんなこともあるさ!」とあまり気にしませんでした。

工事現場でバイトしたときの事故の内容とその割合だって、きっと同じようなものではないでしょうか。

 

怖くなってしまった人は、説明会の段階で辞めることもできます。説明会では「これはボランティア。今日だけでなく、入院中含めていつでもやめていい。どんな理由でもやめていい」となんども説明してくれました。

なるほど、いいですね。でも、そんなになんども言われたら逆に怖いじゃないですか…

当然ですが、途中で辞めたらお金は減ります。

説明会で同意したら、身体検査をしてその日は終了。後日、治験を受けられる健康体であるかどうか電話がかかってきます。

入院中の生活:快適そのもの。

いざ、入院するとあとは医師の指示に従って日々を過ごすだけです。

決まった時間に起床・就寝し、食事の時間・メニューも決まっています。食事は全て食べきること。間食は禁止。飲み物も水だけです。

ちなみに僕が行ったところの食事は暖かくておいしかったです。成人男性の僕には量がちょっと少なく感じたくらい。

空いた時間は安静にしていれば何をしてもかまわないので、ゲームをしましょう。僕のいたところは電源もあり、リクライニングベッドとベッド用の机もあって、もちろん空調も適切で快適でした。

採血の時間:とにかく採血が多い。

薬の種類にもよると思いますが、大抵の治験は採血があります。この採血の頻度がかなり多く、2~3時間に1回程度あったと記憶しています。

朝8時~20時くらいまで採血するので、腕が虫に刺されたかのように腫れてきます。

でも大丈夫、腕は二本あります!片腕が腫れたらもう一方を使ってくれますよ。それに、僕がやっていた10年前より採血の注射も良くなって腫れにくくなっているかも。

治験が終わった後も、しばらくの間腕に注射の跡が残ります。

副作用:まったく出なかった。

僕は副作用が全く出ませんでした。同室の人も、見た感じ副作用は出ていませんでした。

もっと言うと健康体で投薬されているので、期待する作用も欲しい状態ではありません。体に変化が起きた感じはなんにもしませんでした。

一日の終わり:シャワー そして就寝

投薬、採血をはさみつつゲームをひたすらしていると就寝時間が迫ってきます。決められた順番でシャワーを浴び、しばらくしたら消灯、就寝です。

服・タオルは毎日新しく取り替えてくれるので持っていく必要はありません。

 

こんな生活を決められた日数過ごせばおしまいです。

これだけで1日あたり1万2千円もらえるなんて、夢のような生活だぁ。

持っていくと良いもの:ゲーム以外の気晴らしもあると良し

入院中の外出は禁止なので、事前に持って行ったインドアグッズを駆使して日々を過ごすしかありません。一応、病院内にも暇つぶしグッズ(普段行く病院の待合室とほぼ同じ)はありますがあてにしない方がいいでしょう。

ゲーム機

ゲーマーなら当然ゲーム機を持っていきましょう。ゲームはなるべく多く持って行ったほうがいいです。メインでやりこむゲームのほか、気晴らしにできるゲーム(パズル、アクション)があるといいですね。

攻略サイト等のデータ

僕のところはノートパソコンの持ち込みOKでしたが、Wi-Fiの使用ができませんでした。携帯電話も機内モードのみでした。

なので、ゲームの攻略データが必要ならパソコンに入れるか印刷して持っていきましょう。僕は風来のシレンシリーズを持っていったので、各階層のモンスター情報とアイテムの売値、買値ツールを持っていきました。

 本・動画

いくらゲーマーといえど、たまには休憩したくなることもあるでしょう。なにかしらの本・動画(DVD、BD)があると良いです。まわりの友人におススメを聞いておくと探す手間が省けます。

最後に 治験はゲーマーに本当おすすめです

いかがでしたか?ゲーマーにとっていかに都合がいいバイト(ボランティア)であるかわかっていただけたでしょうか?空調の効いた部屋で、ゲームをやっているだけでいいんですよ?食事も用意してくれて洗濯も自分で回す必要がないのです。一人暮らしの部屋でゲームしているより快適ですよ。

受ける前は実験用モルモットになるのかと思っていたのですが、実際は採血貴族の優雅な生活だったのです。知った時期が遅くて学生の時に2回やっただけでしたが、会社員になった今でも治験をやりたいなぁと思っています。

ただし治験は平日対応のものが多く、うまみが出てくる入院タイプだと有休も必要になってしまうんですよね。

会社がもっと有休に寛容ならいいのに…

僕は一介の会社員として過ごすだけではなく、もっとボランティア(負担軽減費あり)をして社会貢献したい。