相変わらずちまちまやっているSlay the Spire。僕が一番得意なディフェクトで、ついに最高難易度アセンション20をクリアできました!
いやー本当に辛かった。僕の腕前だとカード運が上振れしても全然クリアできなかったです。最後の3層ボスが回復無しの2連戦なので、アセンション19よりもさらにシビアなHP管理が求められます。
今回はアセンション15以降の高難易度で、評価の変わったカードやレリックについてまとめます。
基本的な評価は以下を参考にしてください。
評価の下がったカード
混沌
まさか混沌が使いづらいとは思わなかった。
まず、アップグレードしない1コスの時点では「1コストでライトニングやフロストを生成してしまうかもしれないカード」なのでカードパワーが非常に低いです。この時点でデッキのお荷物感が辛い。
もちろんアップグレードすればいいわけですが、そうなると実質的に「次の休憩地点では"混沌"をアップグレードしなければならない」と行動できる選択肢が狭くなります。
事故が起きても休憩してHP回復できないし、もっと有用なカードを引いてもとりあえず混沌をアップグレードしないと処理に困るので混沌を上げるほかないという状況がきついシーンが多かった。
アップグレードしちゃえばさすがに便利なんですけど、「何が出るかはランダム」なのが高アセンションだと運が下振れしたときのデメリットが大きすぎます。
混沌は「自分が有利な状況をさらに広げるカード」であり、「不利な状況を覆せるカード」ではないなと思いました。
クリエイティブAI
このカード、もちろん強いことは強いです。むしろ強すぎて、低アセンションなら雑魚敵から3層ボス戦まで大活躍するカードでした。
しかしアセンション後半になると「目覚めしもの」が完全にハードカウンターです。パワーカードを使えば使うほど敵の筋力が上がっていくので、ランダムに生成される未アップグレードのパワーカードだとスケール負けします。
特にアセンション20は3層ボス2連戦なので、目覚めしものと戦う確率は2/3。
3層ボス以外は強いんですけど、肝心のボス戦で役に立たなくなるとは思わなかった。
評価の上がったカード
認知偏向
「毎ターン集中力-1」のデバフを消せるアーティファクトを確保できれば強いのはもちろんですが、道中の戦闘でも「4ターン以内であれば集中力を劇的に上げるカード」としてかなり優秀です。
このカードを使いこなすには、あと何ターンでこの戦闘が終わるのか見極める必要がありますが、それさえできれば超強力なカード。
コアサージ
上述の認知偏向と相性がいいのはもちろんのこと、認知偏向以外でもアーティファクトを付与できるのが強い。
アタック以外だとめまいを入れてくる「呪詛」、カードコストがランダムに変動する「混乱」、毎ターンダメージを食らう「締め付け」の効果を打ち消せるので、道中の戦闘が楽になります。
ブリザード
高アセンションで評価が高く、低アセンションなら評価が低いカード。
ディフェクトは勢いに乗れば鉄壁の守りを持つことができますが、肝心の攻撃がなかなかできません。
ライトニングオーブを生成して攻撃すればいいんですけど、フロストが減る分守りが薄くなってしまって被弾しがちです。
フロストだけを生成し続けて攻撃するにはこのブリザードと集中砲火が優秀。集中砲火はオーブスロット数に依存しますが、こちらはオーブスロット数に依存しない点が良いです。
僕は以前まで、生成したライトニングの数だけ攻撃するサンダーストライクに比べて火力が低すぎると思っていたんですが消費コストを考慮するとそうでもないんですよね。
オーブを10個生成したと仮定して、ブリザードなら1コストで全体20点、サンダーストライクなら3コストでランダムに70点です。
10個オーブを生成したあとに70点も出せば雑魚敵はほぼ即死なので単純な比較はできませんが、「ブリザードもそれなりにダメージが出ている」というのは評価したいポイントです。
評価の上がったレリック
オレンジ色の丸薬
店売り限定レリックですが物凄く強い。すでにかかっているデバフを一気に解除できます。認知偏向のデメリットも後から解除することが可能。
どのタイミングで手に入れても最強クラスのレリックですが、特に2層ボスコレクターの「お前はわたしの物だ!!」のデバフを一気に解除できるのはこのレリックくらいじゃないでしょうか。
コレクターの戦闘はデバフを受ける前提のような調整をされているので、解除できるとかなり楽に戦えます。
オレンジ色の丸薬の発動条件はアタック、スキル、パワーを1ターンに最低1枚ずつ使うこと」。これを一番簡単に満たせるのがディフェクトです。他のキャラクターよりもパワー系カードの枚数が多く、0コストカードも豊富であるため意識しないでも発動できるくらい簡単に使えてしまいます。
FTLを持つことで更に簡単に条件を満たせます。FTLでアタックしつつカードを引き、何かパワーを使って残りはブロックする。ディフェクトの基本行動がそのまま発動条件です。
ルーニックドーム
敵の行動がわからないデメリットはかなり大きいように思いますが、高アセンションだと他のエナジーレリックのデメリットも大きいものばかりです。
1層終了時点でデメリットを考えた場合、それ以上のゴールドを得られなくなる「エクトプラズム」はカード削除とレリック購入の費用が足りなくなり3層で負ける可能性が高くなります。立ち上がりの遅いディフェクトをカバーしてくれるポーションを獲得できない「ししおどし」もきついし、休憩や鍛冶ができなくなることはもってのほかです。
そしてディフェクトには、ルーニックドームを持っていても敵が攻撃予定か確認できるカードがあります!
目潰しです。0コストなので、敵が攻撃予定でなくてもコストは無駄になりません。
仮に目潰しを持っていなくても、高アセンションのディフェクトは「集中力を上げて氷河を回しながら攻撃する機会を伺うスタイル」が一番安定するので、迷ったらとりあえずブロックしておけば問題ありませんでした。1コスト増えるのは強いです。
かなり特殊なレリックなので食わず嫌いな人もいると思いますが、防御寄りのデッキなら結構強力なので使ってみましょう。
まとめ:高アセンションは敵の行動理解とデバフ除去が鍵
高アセンションでHPを管理するには「被弾することは避けられない」という状況をいかに潰すかが鍵です。敵のデバフをかき消し、氷河をぐるぐる回すデッキができればいつかきっと勝てるので、諦めずに頑張りましょう。