イリヤ苦痛軸の実践解説。イリヤ苦痛軸で取るべきカードや戦法についてはこちらを見てほしい。
今回は上記の内容に則ってプレイした場合の実践解説となっている。各ボス戦前のスキル構成などについて参考になるところがあれば嬉しい限り。
霧の庭園1
最序盤なので特に取捨選択できるような要素もなく、苦痛軸の優先スキルに則ってほしいスキルが来ることをお祈りするエリア。
今回は初雪切りが手に入った。固定能力にセットするにはまだマナが少なすぎるのでひとまず手札に入れておく。
カロンもレベル2に上げ、スキルを取得。集中浸食は手に入らなかったが、それぞれ優先度高めのスキルを取得できた。
スキル忘れが全て手動設定になっている場合、両キャラともに基本回復から忘れていくこと。イリヤカロンなら、最序盤の回復はカロンの魂の香炉による回復だけで十分ケアできる。
最序盤は体力を犠牲にアイテムを得る効果が強い。血液銀行や鍵の庭園から、鍵を取得しよう。
ボスはリビングアーマー。今回のデッキだと魂の烙印を付与してから適当に殴っていれば勝てる。
加入枠はジョイだった。ラッキー!ここでヒーラーが苦手なキャラしか出ない場合でも、血霧無しなら余裕で勝てるので心配ない。ただ、苦痛軸の初回プレイならジョイが出るまで引き直したほうが楽かもしれない。
ジョイが持つレアスキル:ポーション配合があればドローを強化でき、イリヤカロン軸で苦手な手札コントロールが楽になる。
今回はそのポーション配合が出なかったので、ダークサンクチュアリを選択。このスキルも霜でダメージを与えるたびにイリヤが回復するため十分強い。
霧の庭園2
ここからレベルアップの優先順位も少し重要になってくる。最大マナを1レベル上げる→3人目のキャラをレベル2にするのがお勧め。 ジョイで欲しい回復スキルが全部候補に上がってきたので、一番優先順位の高い体力増強湿布を選択。
ここから先はショップに行くたびにスキルブックを必ず買うこと。霧の庭園2ではサポート専用のスキルブックも出るため、こちらも必ず買う。イリヤ苦痛軸はスキルさえ揃えば必ず勝てるデッキが完成する。
イリヤはすでに霜付与カードがあるため、カロンの集中浸食の取得を目指し一番最初にレベル3にした。レベルアップ報酬で運よく出てきたので取得。
ボス戦前のスキル構成は以下の構成。
スキルブックからさらに集中浸食が出たので取得した。これでカロンのスキルはほぼ完成。
基本攻撃や基本治癒は弱いため、道中で共通スキルを手に入れたら必要なキャラに適宜つけておこう。(一部の強いスキルを除いて、わざわざ買う必要は無い。)
ボスはサー・ホルグだった。踊る草のターゲットコントロールさえできれば問題なく勝てる相手。魂の香炉も使おう。
ボス戦で得たソウルストーン、スキルブック、あらかじめ買っておいたサポート専用のスキルブックでスキルを習得する。集中浸食があり、霜、苦痛カードそれぞれ3枚以上揃ったため現時点でイリヤ苦痛軸のデッキとしては7割完成したと言っていい状態。
ここから先はショップのスキルブック購入、ランダム施設のスキル強化をするくらいで、基本的にソウルストーンはマナとルシースキルに対し優先的に使用していく。
キャンプの強化は納刀強化だった。いつも雰囲気で適当につけているが、今回は集中浸食が2枚あったので1枚はいらない場面も多いかなと思って納刀効果を付けてみた。
血みどろ遊園地1
ここまで来ればイリヤ苦痛軸の霜-デバフの相乗効果が出てくるため、かなり楽に戦えるようになる。呪い付与の敵も解呪せず倒せるはずなので、解呪無しのボーナス金を頂こう。 とはいえ、デッキの完成度を上げるためにショップに売っているスキルブックは必ず購入すること。 強くない共通スキルは各キャラの専用スキルと入れ替えていきたい。
ソウルストーンの優先度はドロー強化→マナ強化→ドロー強化の順が良いような気がするが、戦闘していて足りないものを都度判断して補えばOK。
ボス戦前のマナとルシースキルは以下の構成。
ルシースキルの一筋の光は、ラスボス戦の速攻をしかける性能が高く自分の中では最近評価が高い。
潜在力はかなり弱いレアスキルだが、ルシーのスキルブックからランダムで手に入れたので仕方なく持っている状態。白い墓地でルシーレアスキル入替が出ることがよくあるため、強くなるのを期待したい。
スキルブックからイリヤスキルの凍てつく空が出たため、初雪切りを固定能力にセットできた。
この時点でジョイの固定能力に回復の蒸気をセットしておくべきだった。
セットしなかったのでパレードタンクが出てきて少しだけピンチ。まぁこのチームは魂の香炉もあるし今回はカロンのダークサンクチュアリもあるので復帰は簡単。とはいえこれはミスでした。
特に危なげもなく突破。
溜まったお金でシャドーオーブまで買えてしまった。シャドーオーブはイリヤ苦痛軸の手札コントロールが楽になる最強の遺物で、無くても勝てるがあればもっと楽に勝てるようになる。
ボスから手に入れたスキルブックで共通スキルが消え、イリヤが完成。
今回は「酔い」が無いが、酔い+一時しのぎによるドローが無くともシャドーオーブでドローできる。デッキの火力を高める万雷を取得した。
ディフェンダー枠の追加キャラ候補は、アイアンハート、リーアン、ナールハンだった。 誰を入れても良いが、今回はすでに苦痛軸が完成しているため、単発スキルが豊富でデッキ圧縮できるアイアンハートを選択。もしスタンスキルを持っていなければナールハン、もしくはリーアンを採用していたと思う。
さっそく、防壁2枚とイノセントアーマーで3枚も単発スキルが手に入った。置物として強い自覚がありそうだ。
イノセントアーマーはダークサンクチュアリを1ターン延長できるため、速攻戦術の安定度が増す良スキル。
血みどろ遊園地2
ここから先は4枠目のキャラのスキルを整えつつ、マナとドローを強化していく。
レアスキルが選択できるブラックマーケットが出たがポーション配合も絶対防御も出なかった。悲しい。
仕方ないので最大マナ増加を貰っておく。今回はシャドーオーブがあるため、マナの使い過ぎによる手札切れを起こさずかなり強かった。
ルシースキルで再整備が出た。手札切れが怖いため普段はあまり取らないが、シャドーオーブで手札切れの心配がないため取得する。なお再整備で納刀効果を持つスキルを同時に捨てた場合、いずれか1枚を自分で選択することになる。
普段通りの遺物ならイチゴ味錠剤を取っていたと思う。
ボス戦前は以下の構成。
回復の蒸気を固定能力にちゃんとセットした。アイアンハートがほぼ空気のデッキ内容だが、オーバーヒールバリアを供給する置物なので問題なし。
ボスは爆弾クラウンだった。イリヤのウォッカを全員に付与していればまず苦戦する相手ではないが、優秀なレアスキルが出なかったことでウォッカを出し渋ったため少し苦戦。
本来ならこの辺りにはイリヤのウォッカを使って納刀効果を簡単に発動できるようにしたほうが良いと思う。今思うと欲張ったプレイだった。
とはいえヒール能力は魂の香炉、ダークサンクチュアリ、ジョイのスキルと豊富なため問題なく勝てる。(このキャプチャ画像も一見ピンチに見えるが魂の香炉があるためヒールできる。)
ボスも無事に倒して強化タイム。前方守備でまた単発スキルを手に入れ、アイアンハートの置物性能がアップ!
決闘はこのデッキにミスマッチだが、基本攻撃よりはマシなのでセットしておく。
4枠目のキャラはスキル強化の機会も少なく、妥協した構成になりがち。微妙なスキルは戦闘時に手札交換すればいいだけなのでそこまで気にしなくて良い。
白い墓地
雑魚戦は手札切れ前に倒せるため実質ボーナスステージ。
ルシーのレアスキル入れ替えが出たので瞑想を取得。デッキ内の強カードをコピーできる超強力なスキルだ。
入れ替えるスキルはもちろん潜在力。
残りは順当にデッキを強くしていく。納刀によるマナ&ドロー効果は万雷(次の納刀を2回発動)で2マナ回復できるため結構強い。何につけても良いが、2枚目をあまり使う機会が無さそうな防壁につけておいた。
スキルブックから基本スキルのウェポンブレイカーが出た。アイアンハートの置物が完成!
決闘がデッキ内に残ることが確定したため、手札捨効果を付けておく。
いまだに基本回復が残りっぱなしのジョイをレベルアップしてスキルを入れ替える。ダメージ源として12番化学物質を取得。
ボスはパロス教主だった。苦痛軸だと結構辛い相手だが、今回はカロンの魂の烙印により同士討ちのダメージを敵も受けることから楽に勝てた。
4ターンで終わり。パロス教主は苦痛レジストも高いため、(この戦闘に限らず)イリヤとカロンは苦痛成功率強化装備を付けておくことがとても大事。
最後のキャンプ。パーティに全く合っていない鏡の盾をどうにしかしたいため、鍛冶屋で装備を引き直してみた。
運良くバリアインクが出た!アイアンハートがバリアを防壁に変換できるスキルも持っているため、かなり強い装備になった。
真ルート(ネタバレ注意!)
ポーション配合が出なかったのでついに諦めてイリヤのウォッカで強化する。
今回は攻撃スキルが少なめなので、よく使うことになりそうな12番化学物質を強化。
1枚捨てて新たに1枚引く効果は納刀しても手札が減らないため手札コントロールが安定する。
潤沢にマナがあり、ドローが心配ならこちらを選択しよう。
ここから先は聖域(忘れられた王)とは別のルート。
ネタバレ注意!クリックすると表示されます。
お店に超強い苦痛軸装備が売っていたため迷わず確保。レジェンダリー装備だった頃より強くないかこれ……。
ボス報酬のソウルストーンでジョイをレベルアップ。共通スキルを削除して回復の蒸気に入れ替える。 本来ならここは温存して次のボス前にルシースキル獲得だが、今回はシャドーオーブがあるためキャラ強化にした。
デッキはこんな感じ。アザール戦以降はスタン系カードがあるとだいぶ楽になるため、パーティ内で誰かは採用しておきたい。
アザール第一形態は3ターン目の幻想に合わせて手札内の幻影の刃を処理すると楽。
第一形態のHPを0にすると、(ターンを跨がずに)第二形態に以降。回切を使うのは次ターンからなので、第一形態を倒したターンに可能な限り攻撃したい。
急に日本語が流れてびっくりするシーン。この攻撃、いまいち原理がわからないが世界一周してから切り刻んでる?
最終形態は苦痛軸だと厄介な相手。今まで同じように霜付与→中毒付与とセットアップがあるため、流星剣を受ける機会が多くなってしまう。
ディフェンダーは死んでもしょうがないと割り切って適宜回復しながら戦うほうが安定する。
今回は全員生かすことができた。
最終戦は苦痛軸に合う装備と遺物を取得してセットすればOK。
今回はシャドーオーブがあるため、ソウルストーンはルシースキルではなくイリヤを強化した。霜の付与を絶え間なく行いたいので凍てつく空を習得。次のボス戦は敵が大量召喚されることもないため、凍てつく空の代わりに吹雪の夜を一枚忘れても良かったかも。
プログラムマスター戦。 1ターン目は破壊のダメージの回復と、様々なバフデバフで下積みをしてターンエンド。
2ターン目から本格的に動いていく。
マナの欠片は2ターン持つため、次ターンに大ダメージを与えられるなら持ったままターンエンドするのもありだと思う。
大ダメージを与えるとマナや手札、アーティファクトが供給されるため、同一ターンに可能な限り攻撃し続けたい。シャドーオーブが無い場合は手札切れを起こさないように、ルシースキルや手札を確保してからターンエンドすること。
4ターンで決着。ここまでの全ての戦闘で、一度もポーションの使用することなく終えることができた。
まとめ:苦痛軸はキーカード集めも簡単!
早ければ血みどろ遊園地1から無類の強さを発揮する苦痛軸。今回は運が悪く、マップの隠しアイテムやジョイのレアスキルであるポーション配合が手に入らなかったが、手に入れるともっと楽に勝つことができる。
なお今回はシャドーオーブを引けたのでルシースキルはドロー効果が少なめの構成となっている。
シャドーオーブを引かないと勝てないわけではなく、イリヤ苦痛軸なら大体同じような進行で進められるためお勧めの構築だ。ぜひ使ってみてほしい。
おまけ:別のランの結果
別のイリヤ苦痛軸の結果も載せておく。
ネタバレ注意!クリックすると表示されます。
ヒーラーがシズで少し心配だったが、4人目にトリーシャが来たため一気に楽になった回。 こちらはシャドーオーブが無いため、ルシーのスキルはドロー系を多めに取った一般的な構築。
トリーシャの影人形で納刀効果が使いやすくなるうえ、影外套でシズの足りないヒール力をカバーできた。
包帯巻きも手札切れをカバーできて強い。結果的にラスボスは3ターンで勝てた。