今でこそ日中はサラリーマン、夜はゲームおじさんという生活をしている僕ですが少し前まではSEとして働いていました。
SEで子持ち二人。そんな僕が会社を辞めようかな、と思ったきっかけを書きます。
数年後に今の会社の自分を想像したとき、「楽しくなさそう」と感じてしまった
どんな人でも、年度末の3月~4月は新年度の目標を立てると思います。
今年1年の目指すべきゴールを見定めるには、3年後、5年後、10年後のなりたい自分から逆算する必要がありますが、ふと「数年後になりたい自分」がわからなくなっていることに気づきました。
もちろんそれなりに仕事をしてきてますから、「3年後、5年後、10年後に(仕事のポジション的に)こういう自分に"なっていなければならない"」という姿は想像できます。
ただそんな未来の自分を想像したときに「全然楽しくなさそうな生活を送っているな」と感じてしまいました。
いつの間にか、楽しい(やりがいがある)と思える出来事よりも、辛い(やりたくない)出来事のほうが上回っていたのです。
そうなった原因は大小含め色々ありますが、大きな理由は以下でした。
いつまでたっても気合で片付ける仕事のやり方から抜け出せないこと
尊敬できる先輩が辞めてしまったこと
消費税増税(軽減税率)対応などの、苦労だけで誰も喜ばない仕事が増えていくと予想できること 他...
ただ、こんなことは仕事に対する熱意があったら解決ができることです。「今の自分にできないピンチは、なりたい自分になれるチャンス!」と考えればなんてことはないですね。
結局は、今の会社で働く熱意がなくなってしまったのかもしれません。
まとめると「楽しくなさそうな生活を過ごすことになる今の会社で、働き続ける意味ってあるのかな」とふと気づいたことが会社を辞める一番のきっかけでした。
他部署に異動願を出したが、受け入れてもらえなかった
とはいえ、べつに今の会社に心底嫌気が差したわけではありません。それなりに楽しい仕事もしていました。
そのため僕が最初に取った行動は、「他の部署(チーム)で働かせてほしい」と異動願を出すことでした。チームを変えることで仕事に対する熱意が戻るきっかけを掴めるかな、と考えたためです。
ですが、異動願は受け入れてもらえません。
上司からは「君は社内外からも高く評価されているのだから続けたほうがいい」
「不満があれば周りを変えるのではなく自分を変えていけ。いつでもどこでも簡単に変えられるのは自分自身だぞ。」
とアドバイスをいただきましたがあんまり心に響きませんでした。
会社の中で仕事を変えることができないなら、会社を変えればいいかな、とも考えるようになっていきます。
転職を経験しないまま、年老いていくのが怖かった
さて、ふと退職を考えたときに不安に思ったことがあります。
僕はずっと1つの会社、一つの部署で働いていたため他の会社の仕事のルールがわかりません。
働きながら転職活動をするための方法も具体的には知りませんでした。
「今の会社で評価されている能力が、他の会社でも通用するのだろうか?」
「将来、転職しようと思った時に転職方法を知らないのは怖いな」
というちょっとした好奇心も会社を辞めようと思ったきっかけの一つです。
まとめ:将来の不安と好奇心から転職活動を始めた
数年後になりたい自分がわからなくなったこと。それが「会社を辞めてみようかな!」と考えたきっかけでした。
はじめはそんなに深く考えておらず、「いっちょ辞めてみっか!」というZ戦士のような軽い気持ちで転職活動を始めました。
別に転職活動を始めたからといって、必ずしも転職しなくてはいけないわけではありませんし。転職方法の勉強、という意味合いも強かったです。
子持ちだということも深く考えていません。強いて言えば、子どものことを考えて今よりも年収が低くなるのは避けたいな、という程度でした。
その後、会社を辞めたいのか、もっと踏み込んでSEを辞めたいのか考えるようになり結局SEを辞めることにしました。
その理由はまた次回に書きます。