10月2日発売予定「ロックマン11 運命の歯車!!」をプレイしてみたので感想を兼ねて体験版レビューです。
新システム「ダブルギアシステム」や各種難易度も体験でき、ロックマン11を購入するかどうか判断するには十分な体験版でした。
- ドット絵じゃなくとも操作性、難易度 問題なし!
- ダブルギアシステム:スピードギアのほうが圧倒的に使いやすい
- 難易度選択:newcomerは面白い試み
- 余談:Nintendo Switchの携帯モードだとやりづらい
- まとめ:ロックマン ナンバリングタイトルとしての出来は問題なし!買う価値あり。
ドット絵じゃなくとも操作性、難易度 問題なし!
ロックマン9、10ともにドット絵に「退化」しましたが11はCGを使ったデザインに変更されています。
チャージショット、スライディングなどロックマン4以降でお馴染みのアクションも復活しています。
操作性は今までのロックマンと変わらず、いつもの2Dアクションを楽しめます。ネット上では振り向き硬直が気になる、なんていう意見もありましたが僕がやった限りではあんまり気になりませんでした。
おなじみの敵「メット」も出てきます。
ダブルギアシステム:スピードギアのほうが圧倒的に使いやすい
ロックマン11の一番の目玉システム「ダブルギアシステム」も体験できます。はじめにチュートリアルがついているので、思う存分ギアシステムを堪能できます。
一時的に攻撃力を強化できる「パワーギア」。チャージショットは2発出るようになります。特殊武器はいつも以上に強力な攻撃に変化します。
一時的にロックマン以外のゲーム速度を遅くできる「スピードギア」。敵の動きが遅くなるため、回避しづらい攻撃も避けやすくなります。
パワーもスピードもあがる「ダブルギア」。HPが少なくなりピンチになったときにのみ使用できます。
非常に強力ですが、使用後はオーバーヒート状態となり一定時間ロックバスターの豆鉄砲が1発しか出なくなる、などデメリットもあります。
どちらのギアシステムも一長一短、というのが理想のゲームバランスだと思うのですが、今回のステージを触った限りではスピードギアのほうが圧倒的に使いやすかったです。
というのも、パワーギアでパワーが上がってもチャージショットが2発出てもうまく当てられなければ意味がありません。そのため、攻撃目当てだったとしても敵の動きが予測可能(弱点に攻撃し続けることも可能)なスピードギアに軍配があがります。
タイムアタックなど、一部やり込み勢でなければパワーギアを使うメリットは薄いように感じました。
ちなみにダブルギアシステムをあえて封印する「縛りプレイ」も可能です。絶対にクリアできない、というほど難易度が上昇するわけでもありません。 ただ、シールドの隙間を狙って倒す敵などがいるため、個人的にはギアシステムをがんがん使った方が楽しめる作りになっていると思いました。
難易度選択:newcomerは面白い試み
触った感じだと、newcomerであっても敵の出現ポイントは変わっていないように感じました。
各難易度は敵の体力やアイテムのドロップ率等で難易度を調整しているようで、newcomerでステージを把握してからoriginal specでプレイしてもある程度立ち回りは通用するようになっています。
newcomerなら落下死が存在しない(穴に落ちると鳥ロボット「ビート」が何回でも助けてくれる)ため、ロックマンにありがちなダメージノックバックからの落下死によるイライラとはおさらばできる点も素晴らしいですね。
余談:Nintendo Switchの携帯モードだとやりづらい
余談ですが、今回はNintendo Switchの携帯モードでプレイしました。
スイッチの左コントローラーはアナログスティックとボタンしかないため、2Dアクションの精密な動作を求められるこのタイトルには少し不向きです。
実際に触ってみると、スライディングが少々出しづらかったです。HORIが出している十字コンがめちゃめちゃ欲しくなりますね…
ちなみにキーコンフィグはあるため、ある程度柔軟なボタン変更は可能です。
まとめ:ロックマン ナンバリングタイトルとしての出来は問題なし!買う価値あり。
ロックマン11の体験版は、不安だった新システム「ダブルギアシステム」も体験でき、各種難易度もプレイでき大満足の体験版でした!
ロックマンというと、難しい2Dアクションゲームのイメージを持たれるかもしれません。そんな方はぜひ一度、難易度「newcomer」をプレイして2Dアクションの楽しさを体験してほしいですね。
僕は買おうかどうか悩んでいたのですが、この体験版で買うことを決意しました。