積みゲー。それは買ったにもかかわらず満足にプレイしていないゲームのこと。
僕はゲーマーおじさんを名乗っておきながら、ダウンロードソフトの積みゲーが増える一方です。積みゲーはお金がもったいないし、何より楽しんでくれると思って作ってくれた開発者のかたに申し訳ない。それでも積みゲーがどんどん増えています。
そんな理由というか言い訳をまとめてみました。
理由1.セール時の価格が安すぎる
主にSteamのことですが、セール時の価格が安すぎます。
定価2000円でレビュー評価が圧倒的に高いソフト、Portal2やLeft 4 dead2などが200円になったりします。200円ってジーコサッカーや型落ちしたスト2レベルの価格ですよ。税込のコンビニカップラーメンと同じです。
しかもセールが終わったら元通りの金額に戻ってしまうため、「今買うしかない!」という心理が強く働きます。
理由2.配信停止により買えなくなるタイトルがある
過去のゲームソフトがダウンロード購入できる、アーカイブスやバーチャルコンソールといったサービス。これらのサービス終了により買えなくなるゲームはあらかじめ確保したくなってしまいます。
最近の例でいうとバーチャルコンソールのソフトが購入できるWiiショッピングチャンネルです。2006年12月から開始し10年以上も続けてくれていたサービスでしたが、2018年3月をもってWiiポイントの追加ができなくなり段階的に終了していくことになりました。*1
Wiiのバーチャルコンソールでしか購入できないタイトル(風来のシレンなど)もあり、Wii専用ダウンロードソフトのWiiウェアは今のところ別ハードに提供されていません。
Wiiウェアにはグラディウスリバースなど評判の高いタイトルもありましたが、今のところ別ハードウェアの再録予定がないのです。KONAMIはゲームクリエイターの離脱が相次いでいます*2し、ガチャゲーの売上が絶好調*3なので、わざわざWiiウェア専用タイトルを移植することはないかなと個人的に思っています。
また、権利関係の問題や、ゲーム事業部の撤退などでひっそりと配信停止になるソフトもある*4のが怖いところです。今日買えるからといって、数か月後買えるかわかりません。R-TYPE Tacticsのダウンロード版欲しかったな…後悔先に立たず、今買えるソフトは今買ったほうが良いのです。
理由3.魅力的なゲームがたくさんある!
もちろん積みゲーを増やすだけじゃなく、どんどんクリアしていってます。でも、クリアするよりも魅力的なゲームが出るほうが早いのです。なんて贅沢な悩みなんだ…
日本ではガチャゲーが大流行していますが、世界はガチャの規制に積極的なこともあり、課金ゲーム以外のソフトがまだまだ多いです。むしろゲームの開発難易度が下がったこと、クラウドファウンディングによる資金調達という手段が使えるようになったことで少人数で作成するインディーズゲームが爆発的に増加しています。*5
そのぶん、SteamだとPS初期を思わせるほどの玉石混交っぷりですが、PS4やニンテンドーSwitchに移植されたタイトルはどれも面白いものばかりなのでぜひプレイして欲しいです。
最近プレイして面白かったのはBloodstained: Ritual of the NightとUndertaleです。Undertaleは9月15日にニンテンドーSwitchでも発売されます。
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まとめ:みんなも積みゲーを増やそう
どれも積みゲーが増える理由が納得できるものばかりでしたね。そう、積みゲーが増えることは仕方がないのです。みんなも積みゲーを増やしていこう!
*1:「Wiiショッピングチャンネル」終了のお知らせ|サポート情報|Nintendo
*2:コナミを去るクリエーターたち 王国の遠心力 :日本経済新聞
*3:KONAMI、2018年3月期の最終利益は31.3%増の213億円と大幅増益 『パワプロ』『プロスピA』『遊戯王』『ウイイレ』などスマホゲームを配信 | Social Game Info
*4:配信停止タイトル一覧 - PS3 / PSP / PSVita ゲームアーカイブスWiki @2ch - アットウィキ
*5:Steamの2017年ゲーム売上は前年比22%増しの4600億円、一方でインディーゲームメーカーにとっては楽ではない一年に - GIGAZINE