Slay the Spire のラスボス「堕落の心臓」攻略まとめ。今回はサイレント編です。アセンション無しを前提にした攻略記事になっています。
堕落の心臓エリア突入条件や、全キャラに共通する攻略ポイントはこちらからどうぞ。
サイレントは、堕落の心臓の撃破が最も簡単です。
今回ご紹介するキーカードがアンコモンであるため、デッキ構築があまり運に左右されない点が素晴らしい。
目指すのはブロック+毒付与デッキ
致死毒やバウンドフラスコで毒を付与し、触媒で一気に毒を増加させて勝つ毒デッキを目指しましょう。
毒を盛ることさえできれば、あとはブロックしているだけで勝てます。最強ですね。
毒は、一見すると地味で弱い能力に感じるかもしれませんが、ターンを稼ぐことができればかなりの火力を稼ぐことが出来ます。
たとえば毒を5付与した場合、5ターン合計のダメージは15。ストライクは同じ1コストで6ダメージであることに対して2.5倍の威力。
アップグレードした毒7なら7ターンで28!
こちらが脱力や筋力ダウンを受けていてもダメージ量は変わらないこともあり、ターン数さえ稼げばかなりの威力を発揮します。
では、どうやって毒を付与してターンを稼ぐのか。そのためのキーカードをご紹介します。
キーカード紹介
致死毒
最もレアリティの低いコモンでありながら毒の付与値は十分。
アップグレードして毒7付与なら7ターンで28、とても強いカードです。
バウンドフラスコ
毒には「相手にアーティファクトがあるうちは付与できない」という弱点が存在しますが、このカードがあれば問題ありません。
バウンドフラスコは計3回(アップグレードで4回)分の判定があるため、これ1枚でほとんどのアーティファクトを無効化できます。
ダメージも高く、1体に集中した場合は毒9(アップグレードで毒12)を付与することができます。ぜひ取りたい一枚。
有毒ガス
一見するとかなり地味な能力に感じるかもしれません。アップグレード版(毎ターン毒3)を使用した場合を考えてましょう。
効果が発動する2ターン目で3,3ターン目で5(合計8),4ターン目で7(合計12)、5ターン目で9(合計21)と1コスの全体攻撃とは思えない威力を発揮していることがわかります。強い。
触媒
毒デッキの一番の弱点、ターン数がかかりすぎることを解決する一枚。
触媒は、敵に現在付与してある毒を一気に2倍(アップグレードで3倍)に増やします。一気に決着をつけることができますね。もはや隙が無い。
フットワーク
このカードはサイレントを使ううえで必須カード。お店にあれば買っておきましょう。
敵が毒に苦しんでいる間、とにかく耐えなければいけません。敏捷性を上げて、カード一枚あたりから得られるブロック値を底上げしましょう。
実は、サイレント自身はカード1枚から得られるブロック値はそこまで高くありません。
堅く思えるのは、この「フットワーク」で底上げした敏捷性、敵に「脱力」を付与することによる割合ダメージカット、毒を付与しておけばあとは防御カードにコストを全て割り当てることができるためなので、フットワークの取得はお忘れなく。
ドッジロール
フットワークとの相性抜群。2回に分けてブロックを得られるため、敏捷性の増加数が2倍になって返ってきます。
足払い
こちらのブロック値を稼ぎつつ、敵のアタックダメージを割合で減らす「脱力」を付与する鉄壁のカード。
かなり強いカードなので見かけたら取りましょう。
ブラー
ブロック毒付与デッキの、裏の要カード。見かけたら絶対取りましょう。
ブロック値を次のターンまで持ち越せます。このカードを複数枚使用すると、持ち越せるターン数がどんどん伸びていきます。
能力の性質上、手札でダブついて持っていても便利なカードです。
バースト
レアカードなので取れなくても問題ありません。
もし拾えた場合はデッキの強さが跳ね上がります。紹介したキーカードのほとんどがスキルカードなので、バーストが腐ることはあり得ません。
スネッコスカル
カードではありませんがご紹介。毒を1だけ追加で付与できるレリック。
レリックの説明以上に強力で、バウンドフラスコなら3(アップグレードしてあれば4)増えるし、アタックするたびに毒が付与できる「猛毒の仕込み」は倍の速度で毒が増えます。
入手できる機会があれば拾っておきましょう。
ラスボス「堕落の心臓」の対策カード
デッキのキーカードではないですが、堕落の心臓撃破のためにできれば確保しておきたいカードたち。
金切り声
「2ダメージ×12回」の超多段攻撃を完全に無力化できる一枚。入手難易度が低い点も素晴らしい。 「敵全体」に効果が及ぶのも便利で、堕落の心臓戦に前に戦う強敵「矛と盾」にも刺さるカード。さらに道中でも使いやすく便利なカード。
まきびし
超多段攻撃に対するカウンターカード。
堕落の心臓には刺さりますが、それ以外の場面では有効に活用することが難しいかもしれません。
腐る、というほどではありませんが1コス使って他の行動をしたほうが手っ取り早く倒せることが多いです。
とはいえ堕落の心臓には無類の強さを発揮するので、拾えれば拾っておきましょう。
サイレントとして強いカード群
その他、サイレントを使う際に強いカードたちのまとめ。
用意周到
個人的に、サイレントといえば用意周到。用意周到自体は0コストなので、引けたらいつでも使える点も素晴らしいです。
バーストや触媒などを保留して、コンボを成立させる
足払いや金切り声を保留して、敵の強力な攻撃に備える
フットワークや猛毒ガスを保留して、余裕のあるターンで使用する
「負傷」を保留して、デッキからお邪魔カードを引かないようにする
その他、状況に合わせて切り替えていきましょう。プレイヤースキルが活きるカードです。
死体爆破
レアカードですが、もし拾えれば道中の安定性が増すカード。
3層ボス「デカ&ドヌー」は死体爆破を付与すれば片方だけ倒せば勝利になる他、これがあるだけで難易度が大幅に低下する敵は多数存在します。
外套と短剣
このカードの強みは複数の役割を持てるところにあります。
アップグレードすれば0コストのアタックカード「ナイフ」が2枚手に入るため、1ターンに3枚のアタックを使用するたびに発動するレリック「クナイ」「手裏剣」「扇」が格段に使いやすくなります。またダメージを与えるたびに毒を付与する「猛毒の仕込み」などにも応用可能。
特に、アタック3枚使うたびに敏捷性が1あがる「クナイ」を入手した場合はアップグレードも候補に挙がるかなと思います。
ブロック値も、「防御」と同じ数値貰える点が優秀。とりあえず腐らない、という点が素晴らしい1枚。
加虐性
無色のレアカードなので滅多に拾えませんが超強力。
毒はデバフなので、毒を与えれば与えるほど敵にダメージが追加で発生します。
まとめ:毒を付与してターンを稼ごう
キーカードがレアではなくアンコモンなので、安定して堕落の心臓攻略を進められるデッキです。
キーカードが全て揃わなくても大丈夫!何かが手に入らないときは、それに代わる強力なものを手に入れているはずです。臨機応変に立ち回りましょう。
実際、僕は「触媒」がありませんでしたが「バースト」が手に入ったため心臓の撃破に成功しました。
ちなみに、紹介したカードにアタックカードが一枚もありません!完全に防御全振りのデッキですが毒のおかげでわりと火力は出ます。
アタックカードを取る場合は、コスパに優れた「ダッシュ」、毒を付与できる「毒の一刺し」、貴重な全体攻撃の「五月雨ダガー」は便利なカード達です。
堕落の心臓撃破できるデッキとしての構築難易度は一番低いので、とにかくエンディングを見たい、という人にもお勧めのデッキ紹介でした。