2019年はスーパーマリオランド発売30周年!
ゲームボーイとの同時発売タイトルで、ユニークな要素が多いこのゲームを評価します。
どんなゲーム?
あの2Dマリオがゲームボーイでいつでもどこでも遊べてしまうという、夢のようなソフト。さらわれてしまったデイジー姫を助けるためのマリオの冒険が楽しめます。
アクションもある程度再現されていて、小さな画面でもマリオアクションを存分に堪能できます。
今プレイすると、このソフトにしか存在しない独自の敵やアクションが豊富なところが魅力的!
ここが面白い
他のマリオ作品には見られないユニークな設定
スーパーマリオランドでしか体験できない数々の要素が面白い!ユニークな設定の一部をご紹介します。
マリオの攻撃がスーパーボール
マリオが放つこの攻撃。
めちゃめちゃ跳ねます。
このソフトではフラワーを取るとスーパーボールマリオになることができます。
そしてご覧の通り、なぜかボールに触れたコインまで回収できる優れもの。スーパーボールの名は伊達じゃない。
ちなみに画面に出せる数は1つだけという制約があるので変な位置で出すとしばらくの間出せなくなるのでご注意を。
ユニークな敵キャラ
スーパーマリオランドにしか存在しない魅力的なキャラクター達を紹介します。
ノコボン
一見すると普通のノコノコのように見えますね。踏んでみましょう。
爆発します。
普段のマリオシリーズからは想像できないほど殺意を持ったノコノコ?が見られるのはマリオランドだけ!
ギラー
「キ」ラーではなく「ギ」ラーです。出てくる大砲のキャラは一般的なキラーと変わりがないのですが…
なぜか土管から砲台が出る仕組み。
ごく自然に、パックンフラワーが出てくるかのようにスッと砲台が出てくる様は衝撃の一言。
トコトコ
モアイだ!モアイが走ってくる!
この他、飛び跳ねるモアイも登場します。モアイ尽くしのステージが楽しめちゃいます。
シューティングステージを採用
横スクロールジャンプアクションの基礎を築いたマリオが、なぜかシューティングゲームを採用してしまうユニークっぷり。
シューティングゲームの出来は可もなく不可もなく。楽しいことは楽しいのですが、「別にマリオじゃなくてもいいよね?」と言われたら何も言い返せない。
でも僕はわりと好き。アクションゲームだったのに何の脈絡もなくシューティングが始まるゲーム、当時はよくありましたよね。
本家マリオとは一味違うBGM
ネタ的要素が多めの紹介になってしまいましたが、BGMはかなり良質なのでぜひ聞いてほしいソフトです。
ゲームボーイの音源設計の一人である田中宏和氏*1が作曲担当をしているので、GB同時発売タイトルでありながら完成度の高いBGMになっています。
1-3のBGMは、スマブラで「地下BGM」というタイトルでアレンジ収録されています。原曲よりテンションの上がる曲になっていて好き。
次に好きなのは2-1,2-2で使われている曲。海がテーマのステージにぴったりの、爽やかなBGMを聞いてみてください。
ここが残念
ステージ数が少ない
4面が最終ステージであるため、ファミコンマリオの半分以下しかありません。今やるとボリューム不足感は否めない。
とはいえ2周目のハードモードも用意されているし、アクションゲームに慣れていない人であれば難易度も手ごろで、思ったよりはプレイできるボリュームになっています。
まとめ:今プレイするとそのユニークさが際立つ異色のソフト
発売当時は、あのマリオが携帯できるところが魅力的なソフトでしたが、今プレイすると後の作品には採用されていないユニークな部分が多い異色のソフトです。
変わった要素が多くてもマリオの面白さが詰まっているので、当時クリアできなかった人、一風変わったマリオがプレイしてみたい人にはお勧めのソフトです。
最後に、今回のエンディング画像。(クリックすると展開されます)
久々にプレイしましたがノーコンティニューでクリア。 Nintendo Switch Online会員特典のマリオ2のおかげでジャンプアクションの勘が戻ってきています。