レトロ風8bitアクションゲーム マイティファンヴォルトを購入したので簡単にレビューを書きます。もともとは「蒼き雷霆 ガンヴォルト」の早期購入特典として提供され、後にダウンロード版として300円で購入できるようになりました。
ゲーム概要:オーソドックスな作りの2Dアクションゲーム
ゲームとしては非常にオーソドックスな作りの2Dアクションゲームに仕上がっています。ロックマンを強く意識したゲームデザインとなっており、攻撃ボタンで射撃、攻撃ボタンを押し続けることでチャージ攻撃が可能です。操作キャラクターは全部で3人います。
サクッと進める難易度、ボリューム
元は初期購入特典ということもあってか、このゲームはかなり簡単です。1UPや回復アイテムが非常に出やすいですし、そもそもボス戦以外の道中で死んでしまうほど被弾することがありません。ボス戦で死ぬとその直前のマップからやり直しという新設設計です。
ボス戦も攻略パターンを覚えれば容易に突破可能なうえ、自分の体力が多いためごり押しも可能。全5ステージをクリアすればエンディングですが、僕は初回でも1時間でクリアできてしまいました。残りの2キャラクターは一人当たり30分でクリアできたので、2時間程度のボリュームでコンプリートできます。*1
攻略方法に差が出ない操作キャラクターたち
操作キャラクターは全3人。それぞれ性能に違いがあり、二段ジャンプ、空中浮遊、スライディングなど各々のキャラクターにしかない固有能力があるのですが、ゲームが簡単すぎるため攻略方法に差が出ません。チャージショットも異なる演出があるのですが、チャージしないで使う通常ショットを連打したほうが強いため使う機会は少ないです。
まとめ:非常に簡単。あくまでおまけソフトとして考えれば面白い。
もとは早期購入特典のゲーム、定価は300円(ゲーセン3回分)と考えればこんなものか、という印象のゲームです。好意的に捉えるとするならば昨今のレトロ風2Dアクションゲームは難易度が高いソフトが多いため、2Dアクション入門的なゲームは珍しいかもしれません。
また「蒼き雷霆 ガンヴォルト」やその他キャラクター達を8bitで表現する、というコンセプトにはしっかりと応えてくれています。よくできたファン向けソフトでした。
ガンヴォルトシリーズをプレイしたことがない人は先にSwitch版やSteam版をプレイしましょう。3ds版は30fpsですが、Switch版とSteam版は60fpsです。
*1:追加ダウンロードコンテンツ(300円)を買えばボス、ステージ共に追加されますが本編にあまり魅力がないので見送りました。