Nintendo Switchでミニスーファミのコントローラーを使いたい!
Nintendo Switchでゲームキューブコントローラー(GCコントローラー)を使いたい!
そして、Nintendo Switchで一番操作しやすい十字キーのコントローラーを使いたい!
そんな悩みを解決してくれる超便利なハードウェア、GBrosを購入したのでご紹介します。
ちなみに任天堂製品の非公式(ノーライセンス)商品です。僕は使用できましたが、任天堂が動作を保証しているわけではありません。
限りなく0に近いとは思いますが、今後使用できなくなる可能性もある点にご注意ください。
GBrosの機能
GBRosは、有線接続しかできないコントローラーを無線接続できるようにする無線変換アダプターです。
本体サイズは、電源として使用している単三電池2本分の幅からもう一回り大きいくらい。
動作対象コントローラーとしてGCコントローラー、ミニスーファミのスーファミコントローラー、Wiiのクラシックコントローラーの3種類があります。
接続口が2つあって、片方はGCコントローラー差込口
もう片方はクラシックコントローラー(ミニスーファミ兼用)のコントローラー差込口になっています。
※GCポートとクラコンポートに2つ差しても、同時に使用できるわけではありません。
接続方法
使い方はとても簡単!はじめにGBrosに使いたいコントローラーを差して、「S● X」のスイッチがS側についていることを確認します。
※ちなみにX側はPCとBluetooth接続する際に使います。
Nintendo Switchのメニューから、「持ちかた/順番を変える」を選択します。
GBrosの赤いボタンを押して電源を付けます。続けて黄色いボタンを長押してします。青く光るLEDランプが点滅することを確認します。
画面にプロコントローラーのアイコンが表示されたら完了です!
なおUSBケーブルはGBrosのバージョンアップが発生した場合*1に使用するだけで、有線接続機能があるわけでないのでご注意ください。
GBrosのここが便利!
Wiiのクラシックコントローラー、ミニスーファミコントローラーが使用できる
Nintendo Switch Onlineのファミコンソフトをプレイするうえで、「十字キーが操作しにくい!」と思いませんか?思いますよね?
ここから先、僕の十字キーに対する熱い思いが長々と書かれていますがご容赦ください。
最近はレトロゲームブームだなんて言われていますが、正直言って肝心のコントローラーの動作が軽視されがちです。
特にこの十字キー。最近のゲームは3Dメインであるため十字キーの置いてある位置が悪すぎます!!
任天堂ハードで一番、十字キーが押しやすいコントローラーは何か。
3Dゲームについていけなかった、2Dゲーマーの僕が自信を持ってお勧めするのがこちら。
「Wii用クラシックコントローラーPRO」です。
まず、十字キーの位置とABXYボタンの押す位置が並行です。人の体は左右対称なので、一番使うキーの位置は左右対称にあるほうが良いに決まっています。すみません人間工学はよくわからないのに勢いで書いてしまいましたが、とにかく十字キーとボタンが平行に置いてあると段違いに操作がしやすいことは間違いありません。
次にグリップ。レトロゲームブームで久々に昔のコントローラーを触ったときに感じる感想は「なんだか両手を持て余す」ではないでしょうか。
それはグリップが無いからです。グリップ付きコントローラーが出て数十年。昭和から平成にかけて起きたコントローラーの革命は、「デジタルからアナログへ」だけではないのです。
「グリップ無しからグリップ有りへ」。今、ゲームを操作するならグリップでコントローラーを握りしめられるほうが良いに決まっています。滑りにくいし、強くボタンを押してもコントローラーがグラつきにくいです。
グリップ付きの十字キー優先コントローラーで、耐久性も高く、可能な限りボタンを揃えた任天堂公式のコントローラー。
それがこのクラコンPROなんです!
このクラコンPROでNintendo Switchのレトロゲームが遊べるようにできるアイテム、GBrosはとんでもなく便利なんです。
もちろん、少年少女の頃にがっつり使い込んだあのスーファミコントローラー(ミニスーファミニ付属のコントローラー)でNintendo Switchのファミコンソフトも遊べます。
ただ一つ注意点があって、スーファミコントローラーには2つ目のL、R(ZL、ZRと呼ばれるボタン)がありません。そのためNintendo Switchのファミコンソフトの中断セーブメニューが出せないという欠点があります。
GCコントローラーの接続タップの代用が可能
任天堂公式のGCコントローラーの接続タップですが、発売から4ヶ月経った今でも品切れ状態で全く買えないですよね。
でもGBrosがあれば、接続タップの代わりとして使用ができます。便利です!
遅延については全く気になりません。スマブラで使用しましたが、特に違いは感じられませんでした。
むしろオンライン対戦の、対戦相手との回線相性で生じる遅延のほうがよっぽど辛いですね。
GBrosのここが残念
電池式である
GBrosを使用するためには、単三電池が2本必要です。
公式サイトが発表している連続稼働時間は30時間ですが、普通に使えば2週間~1か月程度で電池切れになります。
無線の電源として単三電池は一般的なので充電式電池を持っている人も多いと思いますが、もし持っていなければこれを機に買ってみるのはいかがでしょうか。思ったよりも使う機会はあって便利です。
ただですね…これは僕の感想なんですが電池の入替って面倒じゃないですか?久々にゲームやろう、と思った時に電池が切れてて、しかも前の充電も面倒くさくてさぼっていたりする僕のような人、結構いると思うんです。
いちいち充電器にプラス、マイナス確認してしっかりはめ込むのが面倒なんです。充電し終わった電池を保管する場所も用意するのが面倒くさいし…世の中便利にならないかなと思っていたらこんなものが出ていました。
こういうの待ってた。僕がもし充電器を持ってさえいなければ間違いなく買っていた一品です。
プラスやマイナスの方向を気にせずに上から放り込むだけで充電してくれて、しかも充電済の電池は下のボックスに自動的にストックされていくという充電器。
ちょっとお値段はしますけど、絶対便利ですよねコレ。いいなぁ。持っている人がうらやましい。
まとめ:Nintendo Switchでも色んなコントローラーが使えるスグレモノ!
GBrosはGCコントローラーやWiiクラコン、ミニスーファミコンがNintendo Switchで使えるようになるとっても便利な商品です!
久々に「これは買ってよかった!」と思えるものに巡り合えたので、もし良かったら検討してみてください。
*1:ファームウェアのバージョンアップ用です。たとえばNintendo Switchのバージョンアップにより突然使えなくなった場合は、GBrosもバージョンアップして再び使えるようにする時に使うケーブル。