先日レビューを書いたLobotomy Corporation。
ストーリーも重要なゲームだったのでネタバレを避けましたが、言いたいことがあるので感想を別枠で書きます。
ネタバレのオンパレードなので、未クリアの方は絶対読まないようにしてください。
後半の難易度はどうにかならなかったのか
もうこれがただ言いたいだけなんですけど、後半の難易度が異常です。2020年にクリアしましたが、昨年の2019年含めてもこんなに難しいソフトはやらなかったんじゃないかって思えるほど難しかった……。
このゲーム、職員が死んだら装備をロストしてしまうんですよね。
もう一回アブノーマリティから抽出すればいいので取り返しはつくんですが、「管理が難しいやつほど装備が強力」なこともあり装備回収のために強くてニューゲームを何度繰り返したことか!
最後のほうでようやく職員が死んでも装備がロストしないようになるんですけど、もっと早く欲しかったなというのが本音でした。
装備がロストしないなら楽勝!と思って迎えた最終盤、そこまで大苦戦した相手がさらにパワーアップして帰ってきて空いた口が塞がりませんでしたよ。
Lobotomy Corporationは世界観が魅力的なので、同人界隈の動きもわりと活発みたいなんですが「みんなクリアしてんの?」と思わずにはいられません。
皆さんクリアしないで同人を描いてるんでしょうか?なんだかそれはそれでもったいない気がします。
なぜならこのゲーム「多くの管理人(プレイヤー)は物語の真相に気付くも、あまりの難易度の高さにクリアを諦めてしまうバッドエンド」が用意されているんですよね。
そこで「真っ直ぐ立てる意志」や「もっといい存在に成れるという希望」を抱いて突き進む管理人(プレイヤー)になってこそ、自らに打ち勝ち、前に進む決意をしたエンディングに価値が出てくると思うんです。
ただ、それにしたって難易度があまりにも高すぎるので、難易度をもうちょっと落としたモードも用意してくれてもいいのにとは思いましたね。
僕はもう一度、1日目から始めて49日目をクリアしろと言われてもできる気がしません。
今回はなんとかクリアできましたが、こんなに疲労感と達成感で胸がいっぱいになったゲームは久々でした。Lobotomy Corporationを制作したProject Moon さんありがとうございました。
ちなみに、このゲームの正当続編が明日5/16にアーリーアクセス解禁です!
……僕は正式リリースまで、休憩させてもらいます……。