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賢者並みの知識が問われるスラム街のゲーム 【League of Legends】

 2018年の今、世界で一番人気のあるゲームはなにかご存じですか?
それが、今回ご紹介するゲーム「League of Legends」。略して「LoL」と呼ばれています。


全世界で月間のアクティブ人数が1億人おり、他のプロスポーツのように週に数回、定期的なプロリーグが開かれます。アメリカ、韓国、ブラジル等多くのプロリーグが存在し、日本にも「LJL」というプロリーグが存在します。さらに1年に2回、世界大会が開催され、優勝したプロチームは1億円以上の賞金ももらえるんです。


そのうえ、なんと無料でプレイできます!
「基本プレイ無料?ガチャで強いヤツ引く必要があるの?」と思いますよね?
そういうことはないのでご安心ください。

そんな「League of Legends」を今回ご紹介します…が、手放しにおすすめできるゲームでもないのをはじめにお伝えします。

5vs5の戦略アクションゲーム MOBA


このゲームは5vs5のチーム戦です。
プレイヤーは操作キャラから一人を選び、個性豊かな味方と協力し敵の本拠地を破壊したら勝利となります。
このゲームは「MOBA」と呼ばれるジャンルのゲームで、LoL以外にも海外では様々なMOBAゲーが出ています。
日本でもスマホ向けMOBAとか、国産MOBAとか出ていますがいまいち話題に上がりません…

操作するキャラクターは130体以上 問われる知識量


そんな数多くあるMOBAの中でも、LoLの特徴はなんといっても操作キャラクターの多さ。130体以上います。130体以上いる中から、計10体のチーム戦となるわけですから組み合わせは無数ですよね。
1回3分でなんとなくの特徴を掴むだけでも、全員理解しようとすると3分×130=6.5時間。かなりの知識量を問われます。とはいえ、人気なキャラクターは偏っていますのでそこまで気負いしなくても大丈夫。1年プレイしていても数回しか会わないキャラクターもいます。


ちなみに操作キャラクターはゲーム内マネー もしくはリアルマネーで購入できます。
「ガチャがないならゲーム内マネーが高いキャラクターが強いんじゃないの?」と思われがちですがそんなことはなく、ゲーム内マネーが低いキャラクターも強いです。むしろマネーが一番低いキャラクターがプロリーグで使われることもあります。
※持っていないキャラクター達も毎週10人ランダムで無料プレイできます。無料期間中にすこし触って気に入ったキャラを買うのがおすすめ。

さまざまな装備品 さらに問われる知識量


操作キャラクターが多いだけでも大変ですが、ゲーム中ではさらに装備品を購入できます。装備品によって、「死んでも一度だけその場で復活するアーチャー」や「2秒だけ無敵になれるアイテムを持った魔法使い」など装備によって能力が変化します。
装備品のおかげで、多少の劣勢は覆すことができるのですが装備品の効果を覚えないことには始まりません。

1プレイが長い


LoLは1プレイが長いです。25分~40分くらいかかります。2回プレイしたらもう1時間です。いろんなことを覚えて、いざプレイしたらすぐ1時間。
社会人には正直辛いものがありますよね…でも、プレイしちゃうくらい面白いんですよ。

 頻繁に発生するアップデート


このゲームは月に1,2回アップデートされるのですが、キャラクター、装備品の強化、弱体化が激しいです。過去の情報が役に立たないため、最新の情報を追うことに苦労します。1年前の情報は基本的にあてになりません。
とはいえ無料ゲームなわけですし、さくっと調べて気軽にプレイしてみましょう!
まずはコンピュータ戦をプレイして操作方法を学んだら対人戦です。

 圧倒的な民度の低さ


どうでしょう?暴言が飛んできましたか?そう、このゲームはすぐ暴言が飛んできます。「よろしくお願いします」よりも「お前クソすぎww」という暴言のほうが多いくらいすぐに飛んできます。
チャットをミュートにすればいいのですが、はじめから「僕は今スラム街に設置してあるゲームセンターでプレイしているんだなぁ」という気持ちで挑むと暴言もそこまで辛くないですよ。また、日本語以外の言語で罵られることもよくあります。インターナショナルなスラム街です。
昔のゲームセンターもヤンキーと灰皿だらけだったといいますし、対戦ゲームとは本来罵詈雑言が飛び交うものなのかもしれません。

総評


キャラクター、装備、その他構成要素に対して賢者なみの知識が問われる一方で、挨拶代わりに暴言が飛んでくるスラム街のゲームです。無料なので、ちょっと気軽にプレイしてみるのもいいと思います。

ちなみに僕はプレイヤーランクがブロンズ(最下層)です。
このランク帯は人間の脳を持ち合わせていない、と各種攻略サイトでも自然に暴言を吐かれています。
※ブロンズである理由のうちの1つは気づいています。戦っている味方も敵もどんなキャラクターなのか全然覚えきれていません。

僕はドンキーコングになりきるゲームが大好きだったので、仰る通り人間の脳を持ち合わせていないのでしょう。
それでも自分たちのチームの戦略が決まった時は楽しいですよ。