ゲームがやりたい

ゲームがやりたいと思えるような記事を書きます。

【治験】人体投薬実験はゲームをしているだけでお金が貰えちまう夢のような仕事

もう10年近く前の話になるのですが、ゲームをしているだけでお金がもらえるバイトをしていました。

そのバイトの名前は「治験」。治験とは、簡単にいうと人体投薬実験のバイトです。ゲームが好きな人にはおススメのバイトだったので、僕の体験談を交えてご紹介します。

※正確には、バイトじゃなくて「ボランティア」らしいです。そのためお給料ではなく「負担軽減費」のような名目でお金をもらえます。

治験とは?

治験は医薬品を世の中に販売する際には必ず実施しなければならないもので、大きく分けて2つの治験が必要です。

・第一相試験:健康な人間に、投薬した場合の様子を観察する

・第二、第三試験:薬で治したい症状が出ている人間に、投薬した場合の様子を観察する

 

第二、第三試験はもらえるお金がさらに多いのですが、当然ながら症状が出ていないと参加資格がありません。僕は第一相試験に参加しました。

ちなみに、僕が見たときは第二、第三試験はアトピーや花粉症に関するものが多かったです。

 

第一相試験でも、1日当たり1万2千円程度もらえました。しかもほとんど座って安静にしているだけですよ?安静にしていれば、持ち込んだゲームや漫画も読み放題でした。

治験の情報を集めるには?

治験はバイトルなどの一般的なバイト雑誌には載っていません。その代わりネットで「治験」と検索すればいっぱい出てくるので、サイトから条件に合う治験を選びましょう。

僕は検索したら一番上にあったという理由だけで「VOB」を使いました。情報を集めるだけなので、どこでもいいと思います。

治験を受けるときに選んだ条件

僕がやった治験は、一度投薬を開始してしまうと他の治験を4か月程度受けられないものでした。これは医師曰く、「今回の治験で使った薬と、別の治験で使った薬の組み合わせで予期せぬ症状が出ないようにするため」だそうです。

1年に2、3回しかできないので慎重に決めましょう。

選ぶ条件としては入院泊数が多く、通院回数が少ないものから選ぶのがお勧めです。日帰りはそこまで高い報酬が出ませんし、通院が多いと面倒くさいため。

入院期間が長ければ長いほど1日当たりの報酬も増えますが、オフラインゲーを20泊分やりこむ自信がなかったので僕は3~5泊程度にしておきました。持ち込んだインドアグッズで過ごせると仮定した日数で決めましょう。

実際に報酬を受けとるまで、1~2ヶ月の時間を要する

選んだ条件次第ですが、病院に行く回数が少ないものでも、説明会及び身体検査、入院(1回目)、入院(2回目)の3回は病院に行かなければなりません。また、それぞれの工程で2週間程度は間が空きます。

そのため治験をやりたいな、と思ってからお金がもらえるのは1~2ヶ月後だということは覚えておきましょう。

なお身体検査で何かしらひっかかると治験を受けられません。報酬も0です。(身体検査代は請求されません。)

1~2ヶ月の禁酒・禁煙

説明会で説明されると思いますが、大抵の治験は入院前くらいから入院後まで、自宅に戻っている期間も含めて禁酒・禁煙です。

具体的には1回目の入院2週間前くらいから、2回目の入院後までの1~2ヶ月は禁酒・禁煙です。

 

いかがでしょうか?治験に興味が湧きましたか?次回は実際に治験を受けた体験談をお伝えします。