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3DS末期の今こそお勧めしたいポケモンシリーズ一覧

2021年7月追記:現在はNintendo Switchのポケモンソード・シールドが最新作です。この記事はウルトラサンムーンが最新版だった頃の内容です。

 

ニンテンドー3DSはハードウェア末期です。2018年8月8日をもって、ニンテンドー3DSで発売日が決定しているソフトはなくなりました。

そんな3DSですが、実はポケットモンスターシリーズが全て遊べるハードウェアだということをご存知でしょうか?バーチャルコンソールとニンテンドーDS互換機能により、全7世代のソフトを遊ぶことができます。
ちなみにニンテンドーDS、ニンテンドーDS Liteも持っていれば、オリジナル版*1のソフトから最新作のウルトラサンムーンまでポケモン達を連れて行くこともできますよ。

今回はそんなポケモンシリーズの説明と、お勧めしたいソフトをご紹介します。

3DSで遊ぶことができるポケモン

まずは3DSで遊べるポケモンを世代別にご紹介します。

第一世代:赤、緑、青、ピカチュウがバーチャルコンソールで提供中

第一世代のポケモンは、バーチャルコンソールによりゲームボーイ版のポケモンが提供されています。懐かしのモノクロ画面でプレイできるほか、当時のバグもほとんど出来るので、一気にレベルを100にしたりミュウを釣り上げたりすることも可能です。
なおゲームボーイアドバンスでリメイク作品のファイアレッド、リーフグリーンが発売されています。

第二世代:金、銀、クリスタルがバーチャルコンソールで提供

第二世代のポケモンもバーチャルコンソールによりゲームボーイカラー版で提供されています。マイナーチェンジのクリスタル版だと、なんとポケモン登場時に動く演出までついています。
ニンテンドーDSソフトとして、金、銀のリメイク作品「ハートゴールド、ソウルシルバー」も発売されています。

第三世代:オメガルビー、アルファサファイア リメイク版が3DSで提供中

ゲームボーイアドバンスのソフト、「ポケモン ルビー、サファイア」のリメイク版ソフト「オメガルビー アルファサファイア」が3DS専用ソフトで提供中。3Dで表現されたグラフィック、メガシンカポケモンの追加などゲームボーイアドバンス版とはかなり異なるゲームですが第三世代のポケモンが入手可能です。
なおニンテンドーDSまたはニンテンドーDS Liteがあれば、ゲームボーイアドバンス互換機能によりオリジナルのルビー、サファイア、マイナーチェンジのエメラルドもプレイ可能です。

第四世代:ダイヤモンド、パール、プラチナ 互換機能でプレイ可能

DS専用ソフト ダイヤモンド、パール、プラチナを、DSソフト互換機能によりプレイ可能。今作に登場する「ナナカマド博士」は「ポケモンの90%は進化に関係している。」という説を唱えており既存ポケモンの進化前/進化後が歴代で一番多く登場する作品です。第4世代をこれからプレイするなら、追加要素も多くゲーム速度が大幅に改善されているマイナーチェンジのプラチナ一択です。

第五世代:ブラック、ホワイト ブラック2、ホワイト2 互換機能でプレイ可能

第四世代と同じく、オリジナルのブラック、ホワイト ブラック2、ホワイト2がプレイ可能です。ブラック、ホワイトはエンディングまで第4世代までのポケモンが一切存在しないという意欲作です。ブラック2、ホワイト2は単なるマイナーチェンジではなくブラック、ホワイトの2年後をテーマにした続編でストーリーも全く異なります。どれか一つだけプレイするなら、追加要素が多くDS最後の作品の作品であるブラック2orホワイト2がお勧めです。

第六世代:X、Y 3DS専用ソフトでプレイ可能

ポケモンX、Yは3DS専用ソフトでプレイ可能です。マイナーチェンジ作品は出ませんでした。

第七世代:サン、ムーン、ウルトラサン、ウルトラムーン 3DS専用ソフトでプレイ可能

最新作の第七世代は、もちろん3DSでプレイ可能。X,Yのマイナーチェンジが出なかった代わりなのか、X、Yであまり語られなかった伝説ポケモン「ジガルデ」の出番が多少優遇されています。ウルトラサン、ウルトラムーンはサン、ムーンに多少の変更と追加要素を加えた単なるマイナーチェンジ作品です。

これからポケモンを始める人向けのお勧めソフト一覧

ポケモン対戦を始めたい人:ウルトラムーンがお勧め

動画などを見て、ポケモン対戦を始めたい!という方はボルトロス、テッカグヤが手に入るウルトラムーンがお勧めです。ただし、ポケモンは育成環境を整えるのがかなり大変なので気軽に始めたい場合は「QRレンタルチーム」という、パーティをレンタルしてプレイするモードで戦うことをお勧めします。初心者お勧めのガチパーティからタイプ統一などの面白いパーティまで登録されているため対戦の面白さを十分体験できます。

第一世代をやっていてレトロなゲームが好きな人:ハートゴールド、ソウルシルバーがお勧め

第一世代をやっていて、最近のゲームにはついていけないおじさん達はポケモン金、銀のリメイク「ハートゴールド、ソウルシルバー」がおすすめです。この作品はシリーズの中でも評価が非常に高く、UIも洗練されており快適です。いつもの2D画面のデザインはおじさんにも馴染みやすいでしょう。
オリジナルのポケモン金、銀の雰囲気も尊重された良リメイクなのでぜひプレイしてみてください。

第一世代をやっていて、最近のポケモンの雰囲気を味わいたい人:X、Yがお勧め

第一世代をやっていたけど、最近のポケモンの雰囲気も味わいたい!という人はX、Yがお勧めです。この作品は第一世代のオマージュが非常に多く、ポケモンの懐かしさと新しさを体験できます。ゲーム序盤に、「ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネ」のうち一匹をもらえるというくらい第一世代ファン向けの作品です。ただ懐かしいだけではなく、新要素「メガシンカ」により「リザードン、カメックス、フシギバナ」の新たな姿も見ることもできます。

ポケモンを一から全て楽しみたい人:ファイアレッド、リーフグリーンからがお勧め

「3DS/DSで全てのポケモンが楽しめるなら一からやってやる!」という、時間富裕層の人。羨ましいですね。そんな富裕層の人ならバーチャルコンソール版から初めて全てプレイしても良いとは思いますが、ポケモンは基本的にリメイク作品も優秀なのでぜひリメイク主体でプレイすることをお勧めします。
第一世代から順に、ファイアレッドorリーフグリーン、ハートゴールドorソウルシルバー、エメラルド、プラチナ、ブラック2orホワイト2、、XorY、ウルトラサンorウルトラムーンです。
第三世代はリメイク作品のオメガルビーorアルファサファイアでも良いのですが、エメラルドで存在したバトルフロンティアという施設がない点を考慮してエメラルドを推しています。

ちなみに、ファイアレッドorリーフグリーンから最新作のウルトラサンムーンまで持っていくためには、以下が必要です。

  • ニンテンドーDSorDSLite
  • ニンテンドー3DS
  • ダイヤモンド、パール、プラチナ、ハートゴールド、ソウルシルバーのうち1つ
  • ブラック、ホワイト、ブラック2、ホワイト2のうち1つ
  • ポケモンバンク(年額500円のポケモン預りサービス)

第一世代の雰囲気だけ味わってウルトラサンムーンに持っていきたい人はバーチャルコンソール版を買いましょう。

ポケモンを一人で全て集めたい人:X、Y、オメガルビー、アルファサファイア、ウルトラサン、ウルトラムーンが必要

ポケモン全807匹を全て集めてやろうという人。まず、非常に時間がかかることを肝に銘じておいた方が良いです。

ゲームをプレイすることで手に入るポケモン達は、タイトルのとおりX、Y、オメガルビー、アルファサファイア、ウルトラサン、ウルトラムーンでそろえることができます。ミュウツーやホウオウなどの1匹しか存在しない伝説ポケモンも全て手に入ります。

問題は、映画館限定配布などの「幻のポケモン」と言われるポケモン達です。定期的にイベントなどで配布されてはいるのですが、「ゲノセクト」は僕の記憶だと、2018年現在5年近く配布されていません。イベントを定期的にチェックし、気長に待ちましょう。

ちなみにこの夏の映画でもらえるポケモン「ゼラオラ」も今逃すと1年以上配布されないと思います。

友達と一緒にできるならどの作品でもOK!

最後に記事を全否定するような内容ですが、ポケモンは対戦、交換が面白いソフトです。友達と一緒にできるならどの作品でも楽しめると思いますよ。子どもにプレゼントする場合は、多くの友達と遊べるように最新作のウルトラサンorウルトラムーンがお勧めです。

まとめ:ニンテンドー3DSはポケモンの集大成ハードウェア

ニンテンドー3DSはポケモンの集大成ハードウェアです。ちなみに、第四世代、第五世代以外はダウンロード版を買えば今すぐ買うこともできてしまいます。
ただしポケモンのパッケージ版は新品、中古問わず安く出回っているため、ちょっと始めてみようかなというかたはパッケージ版の購入をお勧めします。

*1:ゲームボーイで提供されていたポケモン第一世代、第二世代のみ、バーチャルコンソール配信のソフトになります。