シューティングゲームで、1VS1の対戦ゲーム。
そんな世にも珍しいジャンルのゲームがこの「ティンクルスタースプライツ」です。
ゲームの特徴
シューティングで対戦って、どういうことだ?と思いますよね。
このゲームはプレイヤー同士が直接お互いを打ち合うわけではありません。
画面上部から襲い掛かる敵や弾をかわしつつ、どちらが長く生き残ることができるか争います。
自分の画面内の敵を同時に倒すことで必殺ゲージをためることができ、必殺ゲージを消費することで強力な攻撃・キャラクターを相手画面に送り付けることができます。
必殺ゲージをうまくためて、相手にとって不利な状況を作り出すことで勝利を目指しましょう。
他にも、通常の雑魚敵をうまく倒すことで相手画面に弾を送ることができます。
評価点
他では体験できないゲーム感覚
1VS1でどちらが長く生き残れるか勝負するという、純粋なシューティングゲームとも他の対戦ゲームとも違う唯一無二のゲーム体験を味わうことができます。
「プレイ自体は一人で行うにも関わらず、相手のゲーム状況に影響を与えることができる」という点では、ぷよぷよが最も近いゲーム感覚かもしれません。
プレイしていくと、なぜ他に対戦シューティングが出ないのか不思議に思うくらいよく出来ていて白熱したゲーム展開が楽しめます。
今はそう簡単に対人対戦できないとは思いますが、もとはアーケードゲームですのでCPU戦も十分楽しめるゲームになっています。
純粋に打ち合うだけで楽しいです!
横で相手プレイヤーの状況が見えるんですが、送り込んだ攻撃がうまく相手に当たった時は嬉しくなりますね。
簡単な操作ですぐプレイできるお手軽さ
十字キーで移動、ボタンでショット(長押しでチャージショット)と、シューティングゲームなので操作が簡単です!
対戦格闘ゲームは必殺技コマンド等を覚えないと楽しめませんが、ティンクルスタースプライツはすぐに対戦を楽しめます。
操作が簡単だからといってゲームシステムの底が浅いわけではなく、敵を連続で倒す「連爆」や必殺ゲージ管理など、強くなるためのテクニックも豊富にあります。
残念な点
特になし。
特にありません!…というのもマイナージャンル過ぎて比較するような批判点がありません。
上級者同士のバトルになると対戦時間が長引いてしまうようですが、そこまでやり込んでいなければ通常の対戦ゲームと同程度の時間で決着はつきます。
ちなみに一人モードの難易度ノーマルを僕がやると、ラストバトルは2分弱です。そこまで長くないですよね。
まとめ:対戦型シューティングゲーム Steam版ならオンライン対戦、懐かしさ重視ならネオジオMini版
対戦型シューティングゲームという珍しいジャンルのティンクルスタースプライツ。
Steam版なら、なんとオンライン対戦が可能です。遠く離れた友人と対戦することもできますよ!
懐かしさ重視なら、ネオジオMini版がおすすめ。オリジナル版のほうにのみ収録されていて、インターナショナル版には収録されていないのでご注意ください。
それと、2人で対戦するならネオジオMiniパッドの追加購入が必要ですよ!
余談
ティンクルスタースプライツ以外の対戦シューティングゲームで、2018年現在手軽に購入できるソフトは「東方花映塚」くらいです。*1
こちらも対戦シューティングゲームとして楽しめるゲームですので、興味があればぜひプレイしてみてください。
無料で遊べる体験版がこちらからプレイできます。
*1:東方夢時空も対戦シューティングのようですが、20年前のPCゲームということもあり入手困難です。