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シロナガス島への帰還 評価・レビュー 美少女ミステリーサスペンスの傑作!

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癖が強い美少女とともに謎を解くアドベンチャーゲーム。

とにかくシナリオのテンポが良く、熱中してあっという間にクリアしてしまう傑作ゲームでした。

どんなゲーム?

大富豪の遺書の中に残された『シロナガス島』への招待状。
ニューヨークで探偵業を営む男『池田戦』は、特殊な能力を持つ少女『出雲崎ねね子』と共に島へと向かう。
そこで起きる数々の奇怪な殺人事件。
果たしてシロナガス島に隠された真実とは……?
すべての謎を解き、呪われた島から脱出せよ!

公式サイトより引用。

以下は主要キャラクター紹介。

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池田 戦。
探偵。
美少女ものの名作ゲームは主人公のアクが強いものが多い印象だけど、探偵業を営む池田は聡明かつ言動もしっかりとした大人な態度で非常に好感を持てた。
物語をどんどん進めてくれる、主人公らしい主人公。池田のツッコミがあってはじめて、ねね子のイキリ芸が光る。

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出雲﨑 ねね子。
池田の助手役。
極度のコミュ障、お風呂嫌い、池田にはめちゃめちゃイキる内弁慶。どんな出来事でも、まるで写真撮影したかのように完璧に記憶できる完全記憶保持者。
美少女としての癖は相当強いけどすぐイキって池田にいじられる様は大変可愛い。でも絶対臭い。お風呂嫌いだし。


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ゲームシステムはオーソドックスなアドベンチャーゲーム。
選択肢を選んだり、クリック式の調査フェイズで怪しい所を調べたりしながらシロナガス島の真実を暴こう。
テンポを重視した難易度なので、間違えてもすぐに正解にたどり着けるはずだ。

ここが面白い

多くの要素を持ちながら高い完成度で描かれる怒涛の展開


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ジャンルとしては孤島ミステリーものに分類されると思うのだけど、とにかくテンポが良い。
ボリュームとしては本編エンディングまで6~10時間程度だ。


この短い時間に美少女ゲーのギャグ要素、ホラー(サスペンス)のハラハラする展開、ミステリーのロジックで解く推理要素を全て詰め込んでいる。しかも、そのどれもがレベルが高い。
特に良いのがきちんとミステリー要素があること。各種アリバイや怪しい点を整理すれば犯人が誰なのかわかる点が良い。

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僕がプレイした美少女ゲーはわりとこのへん適当なものが多くて「その謎は本当に神様が起こした超常現象です。」という解決方法が多かったため、ミステリー要素に対してきちんとミステリーとして解決させた点が素晴らしかった。

後半はミステリー要素が薄くなり、ホラーサスペンスな要素が強い。これはこれで結構楽しめるというか、ギャルゲーの最後っていつもこんな感じで盛り上げてくれるので期待した通りの展開で良い。


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あとは純粋に美少女ゲーとしてねね子が可愛い。ここは作者の性癖が100%全開で出ているため人を選ぶのかもしれない。シリアスな展開でも合間に入るねね子のぽんこつ要素、池田の突っ込み要素もクドくない掛け合い程度で良い。
また、助手(=ワトソン役)というポジションをとてもよく表現できている。完全記憶保持による知識があるだけで、その知識を活かすには探偵である池田の発想力が必要な部分もコンビらしさが出てて良かった。

注意点

ホラー要素もある


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ホラー苦手勢のために一応伝えておく。
僕はホラーゲーがめちゃくちゃ苦手なのだけど、このゲームもちょっぴりホラー要素がある。
でも、かまいたちの夜とか、弟切草が出来れば十分いけると思う。このへんがギリギリの僕はいけた。


何よりも「そろそろ出ますよ」みたいな展開になるし、いきなりビックリさせるところは……2か所くらいしかない。


ちなみにおまけシナリオのほうはさらに怪談要素が強い。こっちは普通に怖い。

選択肢によって奇想天外な結末になる点はスーパーファミコンの「学校であった怖い話」にとても近く、なんとなく懐かしさを覚えてしまった。

まとめ:良質なシナリオでとても面白い!興味があるならぜひ!


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クリアまで6~10時間程度で終わる圧倒的なスピード感、それでいて美少女、ミステリー、サスペンスを高水準に詰め込んだ傑作ゲーム。
しかもこれがたったの500円なのだから驚き。僕はセールで350円で買ったけど、500円でも全然損しないなと感じた。

公式ページやここまでの内容を見て「おもしろそうだな。」と思えたら値段分は絶対楽しめると思う。

store.steampowered.com

シロナガス島への帰還はSteamで販売中。


僕は池田とねね子の関係性がとても気に入ったので続編が出たらぜひやりたい。 でもねね子は完全記憶保持者だから、もしまた事件が起きたら忘れることが出来ずかわいそうだなぁ……。