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ぷよぷよeスポーツが11月30日まで500円!でも、ネット対戦ハードル高すぎ問題で買うか悩む話

日本でも浸透し始めたeスポーツ。パズル界のeスポーツ競技を目指して先日発売されたばかりの「ぷよぷよeスポーツ」ですが、11月30日までなんとたったの500円です!

500円といったら、マックの昼バリューランチ 550円よりも、吉野家の牛丼生野菜セット 510円よりも安いんです。これはもうとにかく安い!
ファストフードは30分もあれば食べ終わりますが、ネット対戦ができてしまうぷよぷよは数十時間、数百時間楽しめます。
ローカル対戦で4人対戦までできてしまうし、ぷよぷよ通だけでなくぷよぷよフィーバーモードまで搭載。

どう考えてもお得としか言えない状態なのですが…正直、買うのを悩んでいます。
それは何故かというと、僕の実力ではネット対戦のハードルが高すぎて、ネット対戦を楽しめないからです。
僕が対戦ゲームをしていて楽しいと感じるときは、同じくらいの実力で対戦をしていきながら、少しずつ成長を実感できるときなんです。


「今の対戦は惜しくも負けてしまった。どうすれば勝てたんだろう?」と悩み、ネットの情報や自分の知識を活かし練習する。前は勝てなかった相手に勝てるようになるけど、また強い相手が出てくる…というところが楽しいと思うんですよ。

僕の実力だと、ぷよぷよの連鎖はせいぜい5連鎖。ちょっとだけ勉強しても8連鎖くらいで一度壁にぶち当たるような気がします。
ネット対戦だと、多くの人が10連鎖くらいはしてくる印象があります。まるで歯が立たないんです。
この程度の実力では「惜しくも負けるような対戦」はできないんですね。



しかも10連鎖くらいしてくるような人ですら、ネット対戦だと初心者扱いという世界。初代発売から25年以上経つぷよぷよは、上級者との格差がかなり大きく開いてしまっています。
僕がネット対戦を楽しむためには、とにかく勉強するしかありません。ネットのおかげで勉強するための資料には事欠かないと思うのですが、対戦を楽しめるようになるまでのハードルが高いように感じて買うのをためらいます。



少し話は変わりますが、上級者と初心者の差が大きいゲームってぷよぷよに限らないと思うんですよね。
たとえば将棋は小学校の将棋部、アマチュア、奨励会メンバー、プロ、かなりの差があると思うのですが、全員が同じくらいの実力で将棋を楽しむ土台ができています。ゲームの奥深さはありつつも、ゲームを楽しむためのハードルは低いんです。

ぷよぷよも同じように、落ちものパズルというゲームを触ったばかりの人、5連鎖程度で折り返しができない人、10連鎖程度できる人、それ以上に強い人がいるはずなんです。でも、ネット対戦だと「10連鎖程度できる人」以上としか戦う機会がない。



ネットを経由することで同じくらいの実力の人とマッチングする可能性は広がるはずなのに、実際はかなりの強さを持つ人としか当たらない。この問題はぷよぷよだけに限らず、歴史の長い1vs1のゲームが持つ問題点だと思います。



あるゲームを触ったことが無い人が今の環境でプレイしたとき、楽しめるようになるまでのハードルって相当上がっていると思うんですよ。

僕の場合、格ゲーであればおじさんになった今でもネット対戦を楽しめるんですが、それってゲーム小僧だったころからやっていて格闘ゲームの基礎*1がわかっているからだなぁと思います。

1vs1で歴史の長いゲームが競技人口を増加させるためにも、どうにかしてこの「ネット対戦ハードル高すぎ問題」を解決してほしいです。
ゲームの奥深さはそのままで、初心者も楽しんで成長できるマッチングが欲しいというか…贅沢すぎますかね?
CPU対戦がもっと発達すればいいんでしょうか?





まぁ、僕がぷよぷよにためらうのはあと1か月でスマブラが出てしまうのが一番の要因だったりするんですけど。
皆さんは興味があったらぜひぷよぷよeスポーツをプレイしてみてください。



ちなみに、PS4版とNintendo Switch版の2種類出ていますがクロスプラットフォーム対応ではないためハードをまたいでネット対戦はできません。
2つ買ってもたったの1000円!PS4でもNintendo Switchでも遊びたい人は買っちゃいましょう。

*1:必殺技コマンドを正確に入力できて、起き攻め、コンボが理解できているだけですけど。初心者にはこれですらハードルが高いと思います。