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ゴルゴ13 文庫本の巻数見極めが難しすぎるので見極め術を伝授する

皆さんはゴルゴ13は好きですか?

僕は大好きってほどではないのですが、実家から唯一単行本を持ち出している漫画なので世間の人からはきっと「お前ゴルゴ大好きじゃねぇか」と言われるような状態です。



いや、実はゴルゴ13を実家から持ち出しているのには理由があるんですよ。

実際に見てもらったほうが早いと思うので、まずはゴルゴ13文庫本1巻の表紙をご覧ください。



黒の背景にうっすらとゴルゴが映っていますね。


では次に53巻の表紙を見てみましょう。



黒の背景にうっすらとゴルゴが映っています。
どうですか、その違いがわかりますか?

そう、ゴルゴ13は文庫本の表紙の見極めが難しすぎるんです。
「黒い背景にうっすらとゴルゴが映る」という認識であれば、150冊以上が同じ見た目の表紙、それがゴルゴ13文庫です。



そのうえ僕は暇なときにふらっと立ち寄った古本屋やコンビニでバラバラに購入しているので、持っている巻数が歯抜けなんです。

そのなかで、持っていない巻数だけを正確に購入していく必要があります。

150と言ったら初代ポケモンに登場する種類と同じですが、ポケモンほどバラエティに富んだ見た目をしていない点がネックです。

顔がイワークみたいな男しかうつっていません。

これを順不同でコンプリートしようっていうんですからなかなかの難易度の高さですね。



しかし!長年にわたるゴルゴ13集めで僕はゴルゴ13文庫本見極め術を編み出すことに成功しました。


これさえあればあなたもゴルゴ13集めが驚くほど効率的に進められることでしょう。



今回は僕が編み出したゴルゴ13文庫本見極め術をお伝えします。

ゴルゴ13見極め術

まずゴルゴ13文庫本の表紙絵には大まかに言って3種類に分けられる、という真理を理解してください。

ゴルゴの全身が写るタイプ

1つめはゴルゴの全身が映るタイプ 通称フルショット。

ちなみに名前は僕が勝手に呼んでいるため、ゴルゴファンに話しても伝わりません。



フルショットは見極め難易度は最も低いです。着ている服、武器を頼りに覚えましょう。

ちなみにこの巻に収録された「死闘ダイヤ・カット・ダイヤ」はゴルゴのスーパーショットが見られる名作です。



上半身が写るタイプ

ゴルゴの上半身の表紙 ウエストショット。



フルショットほどではないですが、服、武器、タバコが特徴になることが多いです。

この巻に収録された「テレパス」はいつもは冷静沈着なゴルゴですら驚きを隠せない衝撃的なシーンがあります。


顔がアップで写るタイプ

ゴルゴの顔がアップの表紙 バストショット。


見極め難易度が最も高いです。どの表紙も表情は変わらないので、顔の向きやサイズを記憶しておきましょう。


ちなみにゴルゴ13はプロの殺し屋なので、必要経費と自身の報酬を合わせた金額を顧客に要求します。


しかしこの巻に収録されているガリンペイロは、報酬以上の成果を見せるゴルゴの人情味あふれるストーリーになっていてゴルゴ13でも異色の作品(それでも、ゴルゴの信念には一切反していません)になっています。


実際にやってみよう

それでは実際にフルショットの見極めをやっていきましょう。

まずはゴルゴ13文庫本136巻です。巻数とともに特徴を暗記していきます。



「136巻、フルショット、拳銃」ですね。



次はゴルゴ13文庫本137巻。



「137巻、フルショット、武器なし」です。


最後にこちら、ゴルゴ13文庫本135巻です。



「135巻、フルショット、M16(いつもの銃)」。



間違っても、ゴルゴ13文庫本 130巻と勘違いしないように!


「130巻、フルショット、M16」ですがゴルゴが映る角度が全く違いますね。このような紛らわしい違いはどうすればいいのか?



気合です。


まとめ

どうでしょう?驚くほど簡単に違いがわかりましたね?

「持っている巻数をメモしておけばいいのでは?」という正論はやめてください。

この巻数のゴルゴの横顔、見たような見てないような…というハラハラも含めて、僕は文庫版ゴルゴ13という作品を楽しんでいるんです。



家に帰って、持っていない巻数だったときの喜びはひとしおです!



持っていた巻数だったとき、しかも20ページくらい読み始めてからそれに気付いたときに圧倒的な老いの実感と敗北感を味わうこともできます。




ゴルゴ13は集める面白さだけでなく、漫画としての面白さも超一級品なので、読んだことが無い人はぜひ読んでみてください。

一話完結型の作品なので、どの巻数から読んでも楽しめます。