スマブラSPで操作して、原作をやりたくなった！
そんな人のための紹介シリーズ。今回はF-ZERO編です。F-ZEROから出ているキャラはキャプテンファルコンしかいません。
それにスマブラのファルコンは、最後の切り札以外は全てオリジナル技。それもそのはず、キャプテンファルコンはレースゲームのキャラクターです。
スマブラと原作はあまり関係ないかもしれない…でも、F-ZEROというタイトルは面白さを伝えたい！というわけで今回は単純にF-ZEROの紹介記事。
最速のF-ZEROソフト F-ZERO GX
F-ZEROシリーズ最後のソフトであり、そしてF-ZERO最速のソフトF-ZERO GX。
ゲームキューブ版しか発売していないので入手困難ではありますが、とにかく早くて面白い。
最高時速は3000km！限界突破の速度で突き抜けろ！
世の中にはいろんなレースゲームが出ていますが、大抵の場合300kmとか400kmくらいじゃないですか。F-ZEROはもっと早いんですよ。3000kmです。桁が違う。
「表記上そう書いてあるだけで、実際はそんな早く無いんでしょ？」と思うかもしれないですが、実際めちゃめちゃ早いんです。凄い速さでコースを飛行している。
そう飛行です。このゲーム、マシンが速すぎるせいでジャンプ台から飛び出して縦横無尽にショートカットしまくりなんです。
ショートカットのおかげで最短距離で次のジャンプ台に辿り着けて、また空へ飛んでいく。こんなレースゲーム見たことない。
とにかく速い。ただそれだけなのにテンションが最高に上がるゲームです。
謎のドライブテクニック満載のシステム
F-ZERO GXに採用されているシステムは摩訶不思議なものばかり。賛否両論ではありますが、ファミコン、スーファミ世代のおじさんからするとユニークだと感じるものが多いです。
まず、アクセルボタン。アクセルボタンはある一定の速度を超えると減速させる性質を持ちます。おそらくですが、F-ZERO GXにおけるアクセルという機能は「そのマシンのアクセル最高速度に近づける」という性質なのだと思います。よってアクセル最高速度を限界突破して加速した場合は、アクセルをオフにしたほうが走行速度を維持できる、というわけですね。
マシンは加速しているのに、エンジンが点火していないレースゲームはF-ZERO GXだけ！
そしてもう一つのシステム、ドリフト。ドリフトするとマシンが加速するテクニックが存在します。
通常のドリフトはLとRを両方押しながら曲がるだけなのですが、ドリフト状態から曲がりたい方向のトリガーを離す*1ことで外ドリフトという状態になり、なぜかマシンが加速します。上記のアクセルボタンオフと組み合わせることで、さらに加速値が加算されて速くなっていきます。
つまり、曲がれば曲がるほど速くなるのがF-ZERO GX。
さらに超上級テクニックとして、特定のマシンを使用して直線でドリフトしまくる加速方法「ドリドリ」、空中でドリフトすることで更に飛行距離を延ばす「トビトビ」など、加速するためならなんでもありのレースゲーム。
こう書くとレースゲームとして破綻しているクソゲーかと思われるかもしれませんが、ドリドリやトビトビは操作がかなり難しいため普通の人には使いこなせないし、使えなくても問題ありません。アクセルオフと外ドリを駆使し、超高速でコースを飛行するだけでもグランプリはクリアできます。
おまけ：スマブラ採用ステージをプレイしたいなら初代F-ZERO
スマブラSPに採用されている、「ミュートシティ SFC」はズバリスーファミ版のミュートシティを元にしたステージです。
初代F-ZEROも、当時のレースゲームソフトの中では飛びぬけて早く走れる爽快感溢れるソフト。これがスーパーファミコンと同時発売だったと言うのだから驚きを隠せません。僕は当時、叔父さんの家に遊びに行ったときにプレイしましたがあまりの速さに驚きましたよ。マリオカートより、ずっとはやい！！
今プレイするなら、ミニスーファミですね。Amazon限定でF-ZERO風説明書が付いてきます。
まとめ：とにかく速いレースゲームをやりたいならF-ZERO GX
F-ZERO最速のソフトF-ZERO GX。ゲームキューブのソフトは、Wiiでもできるので入手する機会あったらぜひ最速レースゲームを楽しんでください。
…キャプテンファルコンはスマブラ皆勤賞なんだし、新しいF-ZEROを出してほしいですね。
*1:左に曲がりたいならLを離す。右に曲がりたいならRを離す。
